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Win8 Connected Standbyの衝撃

明日2012/11/22、遂に発売になる富士通 Arrows Tab WiFi QH-55/Jは、Windows Note PCにとって最大の転換期と私が考える歴史的な機能を備えています。

その名もConnected Standby
Connected Standbyとは(英語:MSサイトより)
(MS Japanさん、こんな大事なこと日本語版も載せようよ)

ごく簡単に言えば上記サイトにも書いてあるとおり、PCにスマートフォンのパワマネモデルの概念を導入した技術です。
PCはWindowsを立ち上げた状態で放置すると最新プラットフォームのIvy Bridgeといえど8時間たたないうちにバッテリーはなくなってしまいます。
かといってPCを仕事などで使う場合には頻繁にシャットダウンなどはしていられないので、使用しない時にはスリープとかスタンバイと呼ばれる省電力ですぐ復帰できる、専門用語ではS3という状態にして運用される方も多くいらっしゃると思います。
このS3の状態ではPCはほとんどの動作を停止していますが、バッテリーは約70 ~ 100時間でなくなります。
設計思想は、金曜夜S3にいれて退社し、仕事に戻る月曜日朝になってパソコンを復帰させてもバッテリーがなくならないように、というものです。

一方でスマートフォン、携帯、タブレットなどは画面を消してもメールや電話の着信が受けられるアクティブな状態にもかかわらず、長いものは充電せずに2,3日以上バッテリーをもたせることができます。
最近のスマホは実際には1日もたない場合がほとんどですが・・・。

Connected Standbyは別名S0ix(エスゼロアイエックス)とも呼ばれますが、PCの世界でも、一見画面が消えているだけのアクティブな動作状態(S0)のまま非常に低消費電力な状態(S0i1, i2, i3など)を実現したものです。
技術的には、単にプロセッサ、チップセット側が周辺機器も含めた全てのデバイスを強制的に眠らせていたS3と違い、S0i3では決まった時刻のみ示し合わせて周辺機器とプロセッサ側がたまに同時に眠りから覚めてお互いの状態を確認することとし、お互いが低消費電力な睡眠状態でいられる時間をより長くする工夫が施されています。

iPhone, Androidでは既に実現しているこの技術ですが、PC(x86)の世界ではIntel Clover Trailが初となります。
パワーボタンを押す、規定のアイドル時間に達するなどしますと、ほどなくS3以下の超低消費電力状態、S0i3に入ります。
この状態で放置してもメール受信やネットワーク接続は基本的に継続し、しかもバッテリーは長いもので30日持ちます。
ユーザーがバッテリー容量を気にしてパソコンをシャットダウンする、といった作業が必要なくなる画期的な機能なのです。

Clover Trailでも使用されているAtomは、動きが遅い、アイドル時の消費電力が大きい、など散々なイメージも過去にはありましたが、高速なメモリ設計、チップセットの統合、軽量設計なWindows 8などとあいまって、Clover Trailのユーザー体験は過去のAtomのイメージを払拭しうる楽しいプラットフォームに仕上がっています。
最高のトランジスタ微細化技術で無骨に一途に性能と低消費電力を求めてきたインテルが本気で作成した最初のタブレット用SoC、是非ご賞味下さいませ。

では、また(^-^)/
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